皆さんこんにちは。
INSIGNIAの須貝です。
先日お庭を植え替えまして今は少し早い春の装いとなっております。
今回初めて入ったボケの花が綺麗な淡いピンク色で今まさに満開になろうかというところです。
気温も今日は少し暖かいですね。
2月ももうじき終わりますので、丁度来月のお酒何を入れるか考えておりました。
常連様のリクエストのあったお酒を入れることが多いのですが、中には終売となってしまったアイテムもあり
オールドウィスキーは入荷が困難な状況です。
ご存知の方も多いですが、国産ウィスキーが特に手に入りずらいですね。
様々な要因が重なってのことですが、中でも80年代後半~90年代にかけてウィスキーブームが下火になった
「冬の時代」が一番の要因とされています。
この際にメーカーは売れ残りを防ぐために生産量を抑えます。
この時代に造られたウィスキーの原酒が少ない為に〇〇年と表記のあるヴィンテージウィスキーは
そのしわ寄せで少なくなっているのですね。
ご存知の方も多いでしょうが仮に12年と表記があればそのウィスキーを造るためにブレンドされた原酒の
中で「一番若い原酒が12年だよ」ということです。
最近のように再びウィスキーブームに火が付いたからといって、すぐに原酒の調整はできなわけですね。
そこに昨今の国産ウィスキー人気から、投資家による転売などであれよあれよと価格高騰・・・。
本当のウィスキーファンには飲みづらい状況です。
むむむ・・・。
改めて考えるとウィスキーは造りすぎてもダメ、足りな過ぎてもダメ、難しいものです。
ちなみに今回入った新着のウィスキーは「スキャパ14年」
スコッチウィスキーのシングルモルトでオークニー諸島で造られたものです。
こちらはどこを眺めても壮大なパノラマの景色が美しいと評判です。
スキャパの名前自体もヴァイキングの用語で「ヨット」を指します。
ですからボトルにもヨットが描かれています。
ボトルを見かけたら是非探してみてください。
岬のにある貯蔵庫の中は常に潮の香りに満ちており、荒々しい気候で熟成されたウィスキーは
複雑でいてその中にも大自然の景色が浮かぶようなテイスト。
大草原が広がるような爽やかさ、緑の青々しい感じから白や黄色の花を想わせるような蜜の味
海水のような潮気と、それらがうまく絡み合いまとまります。
10年前に終売になった14年のヴィンテージは現行のスキレンよりも花っぽい甘さが強いように感じます。
ロックや水割りで香りの変化を楽しんで頂くのが個人的におススメです。
他にも随時新着のウィスキーは入りますので気軽に好みをお申し付けください。
お客様に合った一杯を提案致します。
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・大切な方へのサプライズや記念日にコース料理
・特別な接待や少人数での貸切も
「四季折々の庭園を眺めながら旨い酒と食事を楽しむ大人の為のバー」
INSIGNIA ~インシグニア~
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